バルサンはゴキブリ駆除に効果あり?バルサン以外の対策も紹介のイメージ

バルサンはゴキブリ駆除に利用できる殺虫剤です。

ゴキブリ駆除に効果的なバルサンには、煙タイプ、水タイプ、霧タイプの3種類があります。本記事では、3種類の特徴を紹介し、バルサンでゴキブリ駆除をする際の6つのポイントや使用時の注意点を解説します。

バルサン以外のゴキブリ駆除の方法も紹介していますので、参考にしてみてください。

バルサンはゴキブリ駆除に効果的?

バルサンは、一般家庭でよく使われているゴキブリ駆除剤です。くん煙タイプの殺虫剤で、煙や霧によって家の中のさまざまな場所に隠れているゴキブリをまとめて退治できます。

使い方は簡単で、こすったり水を入れたりするだけで煙が発生し、ゴキブリを駆除できます。ゴキブリはもちろん、ダニやノミなども一掃できるため、害虫が発生して悩んでいる方は利用してみるとよいでしょう。

ゴキブリ駆除に効果的なバルサンの種類

バルサンには、煙タイプ、水タイプ、霧タイプの3つがあります。それぞれ特徴が異なるため、目的に合ったものを選びましょう。各タイプの詳細は以下のとおりです。

1. 拡散力が強い「煙タイプ」

煙タイプのバルサンの特徴は、拡散力や噴射力が強いことです。殺虫成分を含んだ煙を噴射させることで、家具の隙間や天井裏などに潜んでいるゴキブリを一掃できます。煙が部屋中に届くため、見えない場所に隠れているゴキブリも逃しません。広い部屋のある一戸建てに住んでいる場合は、煙タイプのバルサンを選ぶとよいでしょう。

2. 煙が少ない「水タイプ」

煙や残臭が気になるときは、水タイプのバルサンを使いましょう。煙タイプより効果は劣るものの、少ない煙でゴキブリを退治できます。バルサンの容器に水を入れるだけで使えるため、手間もかかりません。ニオイも少なめであるため、薬剤が苦手な方におすすめです。

3. マンションに最適な「霧タイプ」

煙による近所迷惑を避けたいときは、霧タイプのバルサンを選びましょう。煙ではなく霧を発生させるタイプであるため、マンションやアパートでも安心して使用できます。ボタンを押すだけで霧が発生する仕組みであり、使い方も簡単です。ニオイも残りにくいため、賃貸物件でも気にせず使用できるでしょう。

バルサンでゴキブリを駆除するときの6つのポイント

バルサンでゴキブリを駆除するときは、部屋を閉め切っておく、家全体で使用する、間隔を空けて2回使うといったポイントを意識しましょう。以下、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1. 部屋を閉め切ってから使用する

バルサンを使用するときは、部屋を密閉しておくことが大切です。ドアや窓を開けていると煙や霧が外部に逃げ、バルサンの効果が弱まってしまいます。薬剤が家具の隙間や裏まで行き渡るよう、ドアや窓はしっかりと閉めておきましょう。隙間があるときは、養生テープなどで目張りをしておくことも重要です。

2. クローゼットや引き出しを開けておく

ゴキブリは、クローゼットや押入れ、引き出しの中に潜んでいる可能性もあります。服やカバンなどは外に出し、薬剤が行き渡るようにクローゼットや引き出しを開けておきましょう。移動しにくい大きな荷物には、カバーをかけておけば問題ありません。

3. 住宅全体で使用する

家全体でバルサンを使用することも、ゴキブリ駆除をうまく行うポイントのひとつです。バルサンを使うと、ゴキブリは天井裏やドアの隙間を通って別の部屋へ逃げていきます。せっかくバルサンを使ったのに、住宅内の別の場所に住みつかれては意味がありません。

バルサンを使うときは、家中のすべての場所に薬剤が行き渡るようにしましょう。バルサンには8畳タイプや12畳タイプなど、さまざまな種類があります。大きな住宅の場合は複数個を同時に使用するなど、うまく対策しましょう。

4. 夜の時間帯を狙う

バルサンを使うときは、夜の時間帯を狙うと効果的です。ゴキブリは夜行性であるため、夜にバルサンを焚くと効率よく駆除できるでしょう。外出しておくのが難しいケースもあるため、無理をする必要はありませんが、可能な場合は試してみるとよいでしょう。

5. 間隔を空けて2回使用する

バルサンを使うときは、間隔を空けて2回使用しましょう。バルサンはゴキブリの成虫を駆除することはできますが、卵には効果がないからです。卵は硬い殻に覆われており、煙や霧などの薬剤が効きません。

成虫を駆除しても、卵が残っていると孵化してしまい、ゴキブリが再発生してしまいます。2週間〜1カ月後に再度バルサンを使用することで、孵化したゴキブリの赤ちゃんまで駆除できるでしょう。

6. 気温が20℃になる前のタイミングで焚く

バルサンを使用する季節としては、春が適しています。地域によっても異なりますが、3月〜4月頃に使用すると効果的でしょう。一般的に気温が20℃くらいまで上がってくると、ゴキブリが活発に動き始めるからです。暖かくなるタイミングで複数回に分けて焚くと、効率よくゴキブリを駆除できるでしょう。

バルサンを使ってゴキブリを駆除するときの注意点

バルサンを使用するときは、煙探知機の電源を切っておく、外出するタイミングで焚く、精密機器や食器にはカバーをかけておく、といった点に注意しましょう。以下、それぞれの注意点について簡単に紹介します。

1. 煙探知機の電源を切っておく

バルサンを使う前に、煙探知機の電源を切っておきましょう。煙タイプや水タイプのバルサンを使用すると、煙探知機が誤作動してしまう可能性があるからです。電源を切るか、布や袋で覆っておきましょう。

霧タイプの場合は、煙探知機ではなくガス警報器が反応するケースもあります。こちらも電源を切るか、布を被せておくなどの準備が必要です。

2. 外出するタイミングで使用する

バルサンを使うときは、別の部屋か家の外に避難しておきましょう。先ほど解説したとおり、バルサンは家全体で使用するのが効果的であるため、できれば外出するタイミングで焚くのがおすすめです。正しく使用すれば人体への悪影響は基本的にありませんが、できる限り薬剤を吸い込まないようにしましょう。

子どもやペットがいる場合は、とくに注意が必要です。別の場所に移動させ、換気が終わってから部屋に戻れるようにしましょう。魚類や昆虫類、植物なども外に移動させておくと安心です。

3. 精密機器や食器にはカバーをかけておく

バルサンを使う前に、テレビや電子レンジといった家電、パソコンやゲーム機などの精密機器にはカバーをかけておくことが大切です。薬剤が直接かかると故障の原因になるケースもあるため注意しましょう。エアコンや空気清浄機の電源は切っておくことも必要です。

4. 使用後にしっかりと換気する

バルサンを使ったあとは、窓やドアを開けてしっかりと換気しましょう。適切な換気時間は、バルサンの種類によって異なります。説明書をよく確認して、健康被害が出ないように注意しましょう。

掃除機をかけたり、家具を拭いたりすることも大切です。フローリングやカーペットには、ゴキブリだけではなく、ハエやダニといった害虫の死骸が落ちている可能性もあります。しっかりと掃除機をかけておきましょう。カバーをかけていなかった家具には薬剤が付着しているため、拭いておくことも重要です。とくにペットや子どもが触れる家具は、丁寧に拭いておきましょう。

5. 荷物が少ないタイミングで使用する

バルサンは、家具や家電が少ないタイミングで使用すると効果的です。荷物が少ないタイミングであれば薬剤が部屋中に行き渡りやすく、ゴキブリが隠れられる場所も少ないため、スムーズに駆除できるでしょう。

家電にカバーをかけたり、大切なものを移動させたりといった面倒な作業も発生しません。これから引っ越す場合は、荷物を運び入れる前にゴキブリ対策をしておくのがおすすめです。

6. 永続的な効果を得られるわけではない

バルサンを使用しても、その効果を永続的に得られるわけではありません。しばらくはバルサンの効果が残るため、ゴキブリを退治することが可能です。ゴキブリを寄せ付けない効果も発揮してくれるでしょう。

ただし、時間が経つとバルサンの効果は弱まってしまいます。バルサンで駆除できなかった卵が孵化し、新たなゴキブリが発生してしまう可能性もあります。また、家の外からゴキブリが侵入してきてしまうケースもあるでしょう。

ゴキブリを徹底的に駆除したい場合は、バルサンを定期的に焚くほか、外部からの侵入経路を塞ぐといった対策も必要です。バルサン以外のゴキブリ駆除方法は次の項目で紹介しますので、あわせてチェックしてください。

バルサン以外のゴキブリ駆除方法

バルサン以外のゴキブリ駆除方法としては、毒餌を置く、侵入経路を塞ぐなどが挙げられます。それぞれの駆除方法について詳しく見ていきましょう。

1. 毒餌を置く

毒餌は、隠れているゴキブリ退治に効果を発揮します。キャップ状の毒餌やホウ酸団子などをゴキブリの通り道に置いておけば、見えない場所に潜んでいるゴキブリを退治可能です。

毒餌を利用すれば、餌を食べたゴキブリだけではなく、巣の中にいるゴキブリもまとめて退治できます。ゴキブリには共食いする習性があるからです。餌を食べたゴキブリの死骸を別のゴキブリが食べることで、連鎖的に駆除できます。

2. 侵入経路を塞ぐ

侵入経路を塞ぐことは、ゴキブリ駆除における重要なポイントです。ゴキブリは、玄関や窓といった開口部だけではなく、エアコンのドレンホースや排水口からも侵入します。数mmの隙間でも通れるため注意しましょう。すべての穴を塞ぐことは難しいかもしれませんが、できる限りの対策をしておくことでゴキブリの発生を抑制できます。

具体的には、エアコンのドレンホースにフィルターを設置する、壁の穴をパテで塞ぐ、排水口にはトラップを設置する、といった対策が有効です。玄関や窓、網戸には忌避効果のあるスプレーを吹きかけておくとよいでしょう。

3. 待ち伏せタイプのスプレーを使う

待ち伏せタイプのスプレーを使って、ゴキブリを退治するのもよい方法です。玄関や網戸などの侵入経路、家具の裏や水回りといったゴキブリが発生しやすい場所に吹きかけておけば、近づいてきたゴキブリを楽に撃退できます。

待ち伏せタイプのスプレーには、残効性のあるフェノトリンという成分が含まれており、2週間〜1カ月ほど撃退効果を発揮します。定期的に吹きかけておけば、効率よくゴキブリを撃退できるでしょう。

バルサンでゴキブリを駆除できないときはプロに依頼しよう!

バルサンを使ってもゴキブリを完全に駆除することは簡単ではありません。卵まで確実に駆除したり、侵入経路を塞いだりしなければ、ゴキブリが再発生してしまう可能性もあります。

ゴキブリ駆除で悩んでいるなら、「ゴキブリ駆除24」へお任せください。バルサンでは処理しきれない卵や隠れたゴキブリまで、見逃さずに退治します。ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

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まとめ

今回は、バルサンを使ってゴキブリを駆除するときのポイントや注意点を紹介しました。バルサンを使えば、煙や霧の力で隠れているゴキブリをまとめて駆除できます。ダニやノミなども一掃できるため、害虫を効率的に駆除したいときに利用しましょう。

ただし、バルサンを使用しても完全にゴキブリを駆除できるとは限りません。確実にゴキブリを駆除し、再発生を防ぐには、ゴキブリ駆除のプロに依頼しましょう。

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