段ボールはゴキブリの卵の温床!段ボールをゴキブリが好む理由と対策を解説のイメージ

どんなにキレイに掃除をしていても、侵入対策をしていても、どこからともなく現れるゴキブリ。もしかしたらゴキブリの住処はあなたのお住まいにある段ボールかもしれません。

一般的な段ボールは保温、保湿に優れており、まさに暖かく湿った場所が大好きなゴキブリにとっては絶好の隠れ家といえます。また、段ボールの断面にはたくさんの隙間がある構造上、ゴキブリが卵を産みつける場所としても好まれます。

ゴキブリは非常に繁殖力が強く、一匹でも侵入してしまうとどんどん増えてしまい根絶するのにも多くの手間がかかるため厄介です。段ボールを介して侵入されないための対策と、もし段ボールにゴキブリの卵を見つけてしまった時の対処方法を詳しく解説していきます。

段ボールにゴキブリが集まるのはなぜ?

ゴキブリは3億年以上も前から地球上に存在していたと言われ、その生命力の高さがわかります。

ゴキブリは環境の変化に対する適応していく能力があり、日本各地に生息しています。

人間と同じように暖かくて湿度のある場所を好んで住処とし、さらにゴキブリは驚くほど雑食で、食べ残し以外にも動物のフンや虫の死骸、髪の毛やフケなど様々なものが食料となるため、人間の住居はまさに天国なのです。

次の項目ではなぜ、ゴキブリが段ボールに集まってくるのか解説いたします。

段ボールはゴキブリにとって住みやすい環境

段ボールはゴキブリにとって住みやすい環境

段ボールは軽くてとても丈夫ですが、一般的な素材は紙であるため、水分を吸収しやすく湿度が生まれます。

また、強度を上げるために、表と裏の紙の間に波打った紙を挟んで接着するトラス構造と呼ばれる特殊な形状になっていて、その形状によって発生した空間は断熱効果も生み出し、狭くて暖かくジメジメとしたところが大好きなゴキブリにとって、段ボールは生息するための好条件が揃っています。

また、ゴキブリは3ミリ程度の隙間があれば通ることが出来ると言われいて、開閉部分が少しでも開いていたり、重ねた段ボール同士にの間に隙間があると、侵入できてしまうのです。

段ボールは、通販が盛んな現代社会にとっては立派な侵入経路であり、強度が高く収納に便利で保管性能がありながらも、構造による保温性や、紙素材特有の保湿性によって絶好な隠れ家となり、卵の植えつけ場所としても最適な環境になってしまっているのです。

ゴキブリは段ボールに紛れて運ばれてくることがある

段ボールは、お店や通販、職場や倉庫など至るところで使用されています。

家電や野菜、ペットボトルのまとめ買いでも段ボールを使用し、ネット販売などの通販が急速に普及していることもあり、段ボールはどこからでもご自宅や職場に持ち込まれます。

ここで気をつけなければならないのは、身近に現れるゴキブリは、『段ボールに集まってきている』のではなく、『段ボールによって、ご自宅や職場に持ち込まれ侵入経路になっている』ということです。

外から持ち込まれる段ボールは、元々は倉庫や店頭に置かれているため、ゴキブリがすでに段ボールの中に紛れ込んでいたり、卵を植えつけてしまっているケースが多くあります。

最終的にはダンボールごとご自宅や職場に持ち込まれてしまい、家中の様々な場所に隠れ家となる住処を作ります。

一度住み着いてしまったゴキブリは、餌となるところに現れてはどんどん成長し、繁殖力の高さ故に数を増やし続けていってしまうのです。

ゴキブリは段ボールを食べる

ゴキブリの恐ろしさは、生命力や餌の雑食性にもあります。

ゴキブリは生命力が非常に高く、飲まず食わずで1ヶ月も生き延びることもありますが、前述した通りゴキブリは、髪の毛やフケ、動物のフンや昆虫の死骸などさえ何でも食料とします。

さらには、ホコリや紙、段ボールでさえ食べてしまうの程の雑食性です。特に段ボールはデンプン由来のコーンスターチと呼ばれる接着剤を使用することが多く、ゴキブリはデンプン質が大好物なため、餌となりやすいので注意しましょう。

たとえ、段ボールに潜り込んだまま密閉状態となったとしても、ゴキブリは段ボール自体であったり、中に保管している本やホコリなどすらも食料とし、生き続けることが出来る生命力があるのです。

段ボールと一緒にゴキブリの侵入を許さないための対策

段ボールと一緒にゴキブリの侵入を許さないための対策

ゴキブリは段ボールに紛れて室内に侵入してきてしまうことを解説しましたが、では一体どのように対策をしていけばゴキブリの侵入を防ぐことが出来るのでしょうか。

もちろん段ボールを持ち込まなければ、侵入経路としての対策となりますが、段ボールで荷物が届いたり大きな荷物は大抵の場合が、段ボールに梱包されているため、完全に持ち込まないのは難しいかと思います。

次の項目では、段ボールを介して侵入させない対策を解説いたします。

段ボールは放置せずすぐに処分する

段ボールは放置せずすぐに処分する

段ボールを持ち込まないに越したことはありません。しかし、どうしても難しい場合は、用の済んだ段ボールは部屋に置いたままにしない、保管する箱などに二次利用しないことをオススメします。

段ボールの箱の中にゴキブリがいなかったとしても、断面にはたくさんの隙間があるので、小さいゴキブリが潜んでいたり、卵が植え付けられている可能性があります。

ゴキブリは小さくてもすぐに大きく成長し、数を増やしてしまうので、ゴキブリの温床となる段ボールは、室内に置いておくのは危険ですのですぐに廃棄処分するようにしましょう。

また、段ボールはお店で処分してもらうことも出来る場合があるので、買い物後に自分で運べる場合はお店に捨ててもらえるか聞いてみるのもよいでしょう。

段ボールの近くでゴキブリを見かけたら殺虫剤を使用する

もし、段ボールの近くでゴキブリを見つけてしまった場合の対処方法を解説します。

もし見かけてしまっても、新聞紙や本などで潰すのはやめましょう。ゴキブリはたくさんの菌を持っていて、中にはサルモネラ菌など人間にとても害のある菌も。潰してしまうと菌が飛散したり、掃除も大変だったりと大変なので、物理的な攻撃はせずに殺虫スプレーを使用することをオススメします。

中でもイミプロトリンが使用されているスプレーは効果的です。イミプロトリンは、ゴキブリをひっくり返してしまう効果が高いため、スプレー後に短時間で身動きができなくなります。

殺虫スプレーには様々な種類がありますが、パッケージにゴキブリと記載されているものを選んで購入しましょう。

段ボールを保管する場合は殺虫剤や殺虫効果のあるハーブと一緒に

段ボールを保管しなくてはならない場合は、ゴキブリが嫌いなニオイ成分のアロマやハーブなどを使用して対策しましょう。

ゴキブリはニオイに敏感で、レモンなどの柑橘系やハッカなどのハーブを嫌います。

段ボールにそういった香りのするスプレーをかけておいたり、匂い袋を置いておくだけでも効果が期待できます。

また、部屋全体に行き渡るように芳香剤を置いたり、アロマを焚くのも有効です。ニオイがするだけで、窓や玄関からの侵入対策にもなるので、使ってみると良いでしょう。

設置型の防虫剤は天然ハーブ由来の製品も多数販売されているので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えるものもあります。気になる方は成分を確認の上で使用してみてください。

段ボールにゴキブリの卵を見つけてしまったら?

段ボールにゴキブリの卵を見つけてしまったら?

ゴキブリ対策をしても卵が植えつけられてしまったいたら、ハーブなどでは孵化を防ぐことができません。

また、ゴキブリの卵は他ではあまり見ない特徴的な形状をしており、知らない人からすると卵には見えないので、ゴミと勘違いしてしまうかもしれません。

まずは、どのような卵の形状であるかしっかり把握し、対処できるようにしましょう。

卵の状態であれば、成体となったゴキブリよりも遥かに対処し易いので、併せて解説していきます。

ゴキブリの卵の特徴とは?

ゴキブリは卵の塊である卵鞘(らんしょう)を産卵しお腹にくっつけています。この卵鞘の中に卵がたくさん入っているのです。ゴキブリの種類によっても多少特徴は変わりますが、卵鞘は黒もしくは濃い茶色で、俵型や長方形のような形状が多いです。

ゴキブリは1ヶ月に1〜3回程度の産卵を行います。卵鞘の中には数十個の卵が連なって入っており、各卵が幼虫となり孵化していくため、卵鞘が1つあるだけですでに大量発生の原因となっています。卵鞘を産み付ける場所として好まれるのは、「水・食料がある」「暗い」「温かい」の3つ条件が揃った場所です。段ボールは保温性があり、中は暖かく暗い状態であり、段ボール自体が食料になるため産み付けるには十分適しています。

しかし、生命力の強いゴキブリは3つの条件が揃わなくても産み付ける場合があるので油断はできません。

中には巣ではなく、危険を感じた時に卵鞘を落としていくゴキブリもいます。ゴキブリを攻撃した後は、卵鞘らしいものが落ちていないか確認してください。

ゴキブリの卵を駆除する際に気をつけること

ゴキブリの卵を見つけたとき、対処するにあたって注意しなければならない点があります。

卵鞘を「そのまま捨ててしまう」ことです。本来であれば気持ちが悪いし触りたくないのですが、卵鞘によって卵そのものが守られているため、トイレに流したりゴミ袋にそのまま捨ててしまうといずれ孵化してしまいます。

また、硬い卵鞘に守られているうちは殺虫スプレーをかけても効果がなく、中の卵や幼虫にダメージを与えることはできません。殺虫スプレーの効果があるのは孵化したゴキブリだけなので、卵鞘を見かけたら必ずビニール袋に入れてから、物理的にダメージを与えて孵化しないように卵を潰しましょう。

ゴキブリの卵を駆除するならプロへの依頼がおすすめ

段ボールはゴキブリの隠れ家であり侵入経路ですが、ゴキブリはいつ侵入するか予測しづらく、条件が揃っていればどこにでも巣を作ります。繁殖力も強いため、1匹のゴキブリが1年後には数千匹から1万匹以上の子孫を残すと言われており、ゴキブリを根絶させることは素人には難しいのが現状です。

もし、駆除してもゴキブリの数が減らない、駆除しきれないと思ったときは、まずはプロの害虫駆除業者に相談してみましょう。

プロの業者であれば、普段自分自身では見れないところも確認し、対処することができます。

屋根裏や下水周辺など狭くて暗いかつ不衛生な場所もゴキブリが生息しやすい場所です。そういう場所まで自分で対処する自信がない方はプロにおまかせすることをおすすめします。

まとめ

ゴキブリが段ボールを好む理由と対策を解説しましたが、1匹でもゴキブリを許せばいくらでも繁殖していきます。でも、ゴキブリを退治するのは怖いし嫌ですよね。そんなときは、「ゴキブリ駆除24」に相談してみましょう。ゴキブリの活動が活発になる深夜でも24時間対応が可能で、配管にカメラを入れたり隅々まで侵入経路確認・対策を行うため、プロ業者の中でも再発防止率はトップクラスです。

しっかりとゴキブリを駆除して安心した生活が送れるようサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

ゴキブリ駆除24

https://g-kujyo24.net/

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